僕が作った自慢のイチゴは完熟です。

2020-7/1(水)

タイトル

「僕が作った自慢のイチゴは完熟です」

 

ありがとうございます。

・・・愛しています。スピカになりたいアベリーの安部です・・・^^ ♪

 

 

これは、美味しいでしょう! と思うイチゴを紹介します。

僕自身が作る僕のイチゴはもう食べれませんが、どんなイチゴが美味しいのか?

そんなお話です。

このお話は全てのイチゴに言えると思います。

完熟と呼ばれるイチゴは美味しいです。

流通には乗りません。乗せることが出来ないのです。

ですから完熟イチゴは、ほぼ食べることが出来ません。

しかし、その味は食べたら忘れられないでしょう。(^^)

僕は自分が作る自分のイチゴは美味しいものにしたい。

常々考えなら作っていました。

それは、自分が食べたいイチゴだからです。

そして、今日はその中でも、美味しいイチゴの見分け方も紹介します。

さて僕は、

農業時代にいちご狩りを、お客さんに提供していたことがあります。

このイチゴ(下記の写真)は、お客さんが写真に撮ったものですが僕自身が判断して、とっても美味しそうに見えるものです。

手に持っているこのイチゴは女性の手ですが、かなり大きいですね。(^^♪

僕は毎日食べていましたから、その美味しさは分かっています。

そんな中でもこの写真(下記写真)のものは完熟です。

出荷できないものです。

なぜ、完熟のイチゴは出荷できないのでしょうか?

それは、ジュースになってしまうからです。(笑)

ちょっとオーバーな表現になってしまいましたが、完熟のイチゴは柔らかくジューシーです。パック詰めすると実と実がぶつかって日がたつとぶつかった部分が紫に変色してしまいます。

そんな、美味しい完熟イチゴは農協出荷では、B級品にもなりません。

B級品にもならないと言うことは、出荷が出来ない商品なのです。

なぜ、B級品にもならないかと言うと・・・

それは、出荷に問題があります。

農協で1日、流通に乗って1日、市場でセリにかけられて1日、店頭に並んで1日、お客様の口に入るまで、4日はかかります。

早くても3日でしょう。

そんな流通に時間がかかる物では、完熟イチゴは痛みが早く、完熟は出荷検査ではねられてしまいます。農協規格外商品なのです。

更に、残念なことにイチゴは追熟しません。

バナナやキュウイフルーツ、みかんのように時間がたつと甘くなるものでは無いのです。

追熟でイチゴは、赤くなっても甘くはならないのです。

ですから、皆さんが食べているイチゴは赤くても未熟のものです。

苗で熟さなければ完熟ではありません。

収穫時は、全体の7割が赤く、のこり3割ヘタの部分が白い、ちょっと固くて、すっぱいイチゴが果物屋さんや八百屋さんに並ぶのです。

出荷が出来ない、10割が赤い完熟イチゴは、イチゴ農家さんが作っていはいけない商品になってしまいます。

 

さて、僕は美味しいイチゴに拘っていました。

自身が美味しいイチゴを食べたいと思うからです。

そこで、科学的な農薬を使わないものや、完熟イチゴを作って大失敗したのです。

出荷が出来なかったから失敗したのです。

みどりのヘタの部分まで10割が赤いイチゴは農協では取っていた掛けません。

農協の規格には味と言う物がありません。

色・大きさ・形・パックの詰め方の規格を満足すれが出荷が出来ますが・・・

僕の農場で作った完熟イチゴは、出荷対象外です。

「捨ててくれ!」対象商品だったのです。

そんな美味しいイチゴはジャムにすれば、それはそれは美味しいです。

しかし、農協で取引あるジャム業者に出荷する際にも言われました。

完熟イチゴは、機械で洗うから粉々になってしまって洗えないから取引できないと言われたのです。

農協さんの指示では、「10割、全部赤いものは、取って捨ててください」と言われたのです。

そう、「赤くなったものは引き取り出来ないから取って捨ててください」でした。

こんな美味しいイチゴを出荷できないなんて・・・

ありえないと思った僕がとった行動で今に至ります。

出回るイチゴでも、美味しいものはあるかもしれません。

僕が美味しいと思うイチゴは・・・

①ヘタまで赤いです。(10割完熟です)

②ヘタにかけてとがっている。(先端ではなくヘタ(お尻)の方がとがっています)

③先端は赤ではなく、少しオレンジかかっている。

苗の状態で熟すと真っ赤ではなく、リンゴで言うと、ミツが乗っているようにオレンジかかっているのです。

④匂いがとても良くおいしそうな香りがします。

⑤つやつやしていて光沢があります。

⑥実がパンパンに張っています。

最後に

⑦農家さんの名前を覚える

過去に自分が美味しいと思った農家さんの名前を覚えておいて購入するとその作りは、ほぼ同じなのでばらつきがなく美味しいでしょう。

 

下記の写真で手に持つほど大きくて自信をもって美味しいと思うイチゴです。

 この写真は僕が育てたイチゴです。

 

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 やっぱり、水耕栽培のような化学肥料で育てるイチゴより土で育てるイチゴの方が格段に美味しいです。

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僕は、農場時代を思い出して、自身も美味しいイチゴ食べたいなぁ~と思うのでした。

今日のお話はこの辺で終わりにします。

 

 

読んでいただいて、ありがとうございます。

「 僕はスピカになりたい」

それでは、皆さん… さようなら

 

・・・しあわせになろうね。 ポチッとな・・・(^^♪

 

 

 

 

 

 

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