アニメツーリズム Ⅳ

2023-11/28投稿

思い出して書き出しています。

2017年1月の事です。

第1期:2016年7月2日 - 9月24日

ラブライブ!サンシャイン‼︎

1期が始まり、観光客が店の前を通りすがるのを見ていた頃のお話です。

背中にリックを背負って腰にはグッズをジャラジャラぶら下げて首からカメラを持った30〜40代のおっさん💦

そうラブライバー と呼ばれる方々でした。

当時の僕は、おっさんのアニメか?って思っていたくらい成人した良い歳の男(おっさん)が、ぞろぞろココ仲見世商店街を歩いているのです。

後から気づいたのですが、当時の年配者が、ココ沼津に来ていたのは...

ある程度お金に余裕があって、

暇があって(独身者)、

時間にゆとりある、

そんな方々だったと...

ラブライブ!サンシャイン‼︎  アニメを知らなかった僕には、この方々をどうやって向かい入れたら良いのか?全くわかりませんでした。

その中の何人かは、何のお店ですか?

と首を傾げて尋ねるのでした。

その中のひとりのラブライバー さんとお話をしたのをきっかけで、大きく僕のお店事情が変わるのでした。

そのきっかけを作って下さった方々は、僕のTwitter(今X)の初期のフォロワーさん達です。

僕のTwitterの始まりは、Twitter記録に残る2017年1月でした。

アベさんTwitterやり始めて下さいよ〜

なんて一言から始まります。

当時の僕は農業をやり始めて3年目、SNSFacebookをやっていました。

Facebookで100人のフォロワーを集めるのに1年かかっていました。

Twitterのやり方も分からず、どうしたらいいか?ラブライバー さんに聞いて教わるのでした。

携帯の電波状況も悪くて...

僕のお店の地下にある “ねこと白鳥” さんにWiFiをお借りしてTwitterを立ち上げるのでした。

店へ戻り、Twitterで一言...

ツイッターやり始めました!」

その呟いたのを覚えています。

Facebookのフォロワーを集めるのに1年かかった100人を1日で達成してしまったのでした。

とにかく驚いたのを覚えています。

まさか...僕のお店を知っている人が居たのに驚くばかりです。

ひとえに沼津のお店と言う肩書きがあったからだと思っています。

このTwitterで知り合った方々はとにかく多く、そんな出会いが僕を...沼津を変えて行ったのだと思います。

だって沼津ってどこ?

内浦ってどこ?

って人が多かったと思うのです。

Twitterを立ち上げてから、ココ(お店)へ来るライバーさんに相談したのです。

もっと多くのラブライバー さんが来てくださるお店になるにはどうしたら良いのだろう。

この質問に、

あるライバーさんが言うのです。

ライバーさんが良く立ち寄るお店があるから話を聞いてみたら...

そのお店は「つじ写真館さん」でした。

いつもお店に複数人のラブライバー さんがたむろしていて...💦

そこでよし、今から行くよ!なんて直ぐに行動に移すのでした。

この行動も後の「おいでよ沼津」イベントに繋がるのでした。

つじ写真館さんとの出会い...

つじ写真館さんへ出向くとテーブルを囲んで4人のラブライバー さんが話をしていました。

今も覚えています。

つじ写真館の奥さんへどうしたら多くのライバーさんに来ていただく事ができるだろうと尋ねると...

「ここへ座って」と、その丸テーブルに椅子を設けてラブライバー さんと話をする様に言われたのです。

ところが、僕はアニメを未だ見始めたばかりで、会話が出来るほどアニメのことは良く分からなかったのです。

が...

推しの子はありますか?の問いに対して、

苺農家で仲見世商店街でイチゴを店前で詰めながら販売していたことから、イチゴ好きの善子ちゃんと言う子がいると聞いたので、共感できると話をしたのを覚えています。

当時の仲見世商店街は高齢者ばかり。

近くに八百屋さんがあったのもあって、それだけでは事業が成り立たないと感じていました。

6次産業化を目標にしていたこともあって、「飲食店営業」の許可を取り、イチゴを使ったメニュー開発をして喫茶店をやり始めるのでした。

もちろん、仲見世商店街の売り上げだけでは家賃を払うだけの売上げを得る事ができていなかったのです。

露店販売の免許も取得していたので、売上の足しにしようと沼津港へも車ごと出向いて場所をお借りして苺🍓のスイーツ販売をしていました。

この丸テーブルに座ったことをきっかけに、明日の日曜日、

「沼津港へ出向いて露店販売する」

お話をさせて頂きました。

後から考えると、

つじ写真館さんで話したことは、自分の事ばかり💦

とにかく厳しい現状に直面していたこと意外、ラブライバー さんと共感できる話が出来なかったことを覚えています。

つじ写真館の奥さんは、当時から女将さん会があって、上土の女将さんと皆んなでアニメを観て勉強会を開いていると聞いたのです。

残念な事に、仲見世商店街ではアニメの話題すら出ておらず。

「一緒にアニメで盛り上げて行きましょう」

と商店街を超えて盛り上げて行けたら良いと言ってくださったのです。

さて、テーブルでの話は、こんな感じで終わったのですが、

驚いたのは次の日の事です。

今でも覚えていますが、沼津港で露店販売をしていた僕に...

なんと昨日、丸テーブルにいた人が買いに来てくださったのです。

そして

これを寄贈しますと言って

善子ちゃん寝そべり(人形)を指す出すのでした。ちょうどその日はクレーンゲームの発売日だったらしく、たくさん取れたから

これどうぞどうぞ!と差し出すのでした。

そして交流ノートも頂きました。

来て下さったライバーさんへ、ノートへ記入をお願いしたら...と言うのです。

ありがたい気持ちを頂き、その日から寝そべりとノートを露天販売先へ持ち歩くのでした。

もちろん寝そべりは店先にも置いて看板がわりにするのでした。

その善子ちゃん寝そべり(人形)を見てお店へ立ち寄ってくださる方が増えたのです。

お店を飾ってくださる方もいて、アベリーは寄贈品でいっぱいになるのでした。

そんなある時、思いついたのが...

来てくださるライバーさんを歓迎したイベントをやりたいと考えるのでした。

そのイベントこそ「おいでよ沼津」です。

こうして2017年5月のゴールデンウィークに開催されました。

その翌年2018年5月に「おいでよ沼津2期」が行われました。

その時の写真をアニメツーリズムⅢへ上げてあります。(*^^*)

また良ければ見てくださいね🍓