価格は自分で決める ^^;

2020-7/24(金)

 

タイトル

「価格は自分で決める ^^;」

です。

 

ありがとうございます。

・・・愛しています。スピカになりたいアベリーの安部です・・・^^ ♪

 

 

今日のお話は2014年度イチゴがとれて取れて出荷が間に合わなくなってしまった時のお話です。

これは

「とれて取れすぎても赤字ってなんなの?」続きの話にもなります。

 

aberry00.hatenablog.com

 

 

このお話しで経験したことは、2つあります。

その内の1つをお話します。

 

完熟イチゴができてしまって、農協では出荷拒否されたときのお話になります。

農協では色の出荷基準があります。

7~8割が赤い物です。それこそ下手の周りが少し白いものが出荷品になります。

真っ赤いイチゴが出来てしまって、出荷できなくなってしまったのです。

農協では1回全部取り切って捨ててくださいと言われました。

もったいないと思い相当量捨てたのですが、この時に農協出荷できないならば、と思いやっみたことがあります。

それは市場(いちば)出荷です。

それこそ大きな市場ではありませんが、ある市場(いちば)へ出荷した時のお話です。

普段は、収穫したイチゴをパック詰めして、当時は300g程度に大きさと形と詰め方を基準に従って詰めたものを4パックを1箱に入れて出荷するのです。

1箱は、1200gです。

当時は、1パック500円位で取引されていました。1箱(4パック入り)2000円相当です。

これを、農協規格を無視して、バラ売りのようなことを試みたのです。

形はバラバラな完熟イチゴを1箱にバラに入れて1400g相当にしたものを1箱に山盛りにして出荷してみたのです。

重さで言うと、4パックのイチゴより重たい重量を1箱にバラ詰めして市場出荷してどうなったでしょうか?(笑)

笑いが冷や汗に変わったのです。^^;

さて問題です。

1パック2000円相当の量(重さ)のイチゴの取引価格は?

ずばり・・・いくらでしょうか?

さて、半分と答えた方は、僕と同じ相場感覚ですね。ばら売りだからねしょうがないでしょう。

物は新鮮ですし、僕にとっては良いものでした。

さて、1000円で売れれば僕も納得したでしょう。

それが、びっくり価格で取引されたのでした。

取引は、買い手市場です。

僕がいくらで売りたいと言えないのです。

欲しい人が居なければ、売れないのでしょう。市場規模場小さいこともあります。

大きさも形もバラバラなので、値段がつかなかったのかも知れません。

市場取引に於いては、買い付けられない商品も最後は市場の元取引会社が値段を付けて買い取るという方法が法律上取られます。

よって返品とか0円とかいう事はありません。

ただ、真っ赤っかとはいえこんな価格名になろうとは・・・

僕自身この後に、市場には出さないと決めたほど全く予想できなかった展開で、びっくり価格で引き取られたのです。

答え

1箱・・・50円です。

1.4kg(1400g)で50円はありえない価格でしょう。

箱代が100円かかっているので、そりゃもう大慌てです。

10箱出荷して500円で取引された以降、僕は2度と市場には出さない決意をしたのです。

そうなると、農協出荷しかなくなるのですが、たくさん取れても困る・・・

この状態が続くのでした。

さて、次の日からどうしよう・・・となるのです。

そこで、同じものを1箱500円で知り合いに売ったのです。

あれ~!

次から次へと注文が入り予約でいっぱいになってしまったのです。

味も抜群、大きさも大きい、箱に入っているだけでかなり良いイチゴです。

そりゃそうだよね。1パック300gが500円の時期にちゃんとパック詰めして4パック1箱1200g販売すれば2000円相当になるイチゴを500円で提供したのですから。^^;

1200gより多い、1400グラムをバラ詰めイチゴが500円の評判は、瞬く間に広がって、予約注文でいっぱいになるのでした。

捨てるよりはいいや~そう思って出来る限り販売したのです。

美味しい上に大きいとなれば、そりゃ売れるよね。(^^♪

バカバカ売れたのです。

取れて取れてパック詰めが間に合わず苦肉の策でだしたが、おかげさまで山盛りバラ箱詰めイチゴは大好評だったのです。

価格も安すぎますよね。^^;

この年は、良い経験をさせていただきました。

もう2度と市場出荷はしないと決めて僕は自分で価格を決めて販売する決意をするのでした。

しかし・・

そうは問屋がゆるさない。その自分で販売する行為は、農業共同体の中では共同生産・共同出荷に反する行為なのです。

捨ててくれといったのに自分で販売しする行為を認めないとは?どういうこと・・・

僕は、他人に任せた販売方法を否定して、自分で価格を決める販売方法を取ろうと2014年11月にアベリー(お店)構想が始まるのでした。

 

それこそ、

僕の考えは価格は、自分で決める考え方に変わったのです。

 

読んでいただいて、ありがとうございます。

「 僕はスピカになりたい」

それでは、皆さん… さようなら

 

・・・しあわせになろうね。 ポチッとな・・・(^^♪

 

 

 

 

 

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