ツバメのすずめちゃんとの出会い
2020-7/15(水)
タイトル
「ツバメのすすめちゃんとの出会い」
です。
ありがとうございます。
・・・愛しています。スピカになりたいアベリーの安部です・・・^^ ♪
このお話は、2012年4月頃、作業小屋が完成したころのお話になります。
”すずめちゃん” は、小さなツバメの名前です。
出会ってから、5年間一緒に暮らすことになるのです。
暮らす?
って思うかもしれませんが、共に寝泊まりをする仲になったお話です。
もちろん、ツバメを飼育することは出来ません。
しかし、異例かな?と思いますが、作業小屋の照明の上に巣を作って、子育てをしたのです。
僕は、夜遅くまで作業して、そのまま寝てしまうことがあったので、結局、一緒に寝泊まりをするようになったのです。
ツバメのすずめちゃん、紛らわしい^^; との出会いは、
作業小屋が完成したころです。
作業小屋のシャッターを開けて、作業していた時のことです。
シャッターの前には、バモス(軽自動車)が止まっています。
後ろのハッチバックを開けて作業していたのです。
その時、僕の頭の上を1羽のつばめが、いかく音を発して近づいてくるのです。
僕の頭の上をぐるぐる回るのでした。
今だからわかります。いかく音は、この人が安全かどうかを確かめているのです。
この時、追い払えばたぶん2度と来なかったでしょう。
しかし、僕はいつも通り、全く気にせず黙々と作業するのです。
何回か頭の上をぐるるる回るのを繰り返した後に、かなり近づきました。
まっいいか!って感じで小屋の中に入り作業します。
つばめはついて来て作業小屋の中をぐるぐる回るのです。
疲れたのか?
まさかここにとまれるのか?
と思うくらい短い照明の傘の上にとまって羽を休めます。
車のハッチバックとシャッターは空いたままなので、いつでも出入りできます。
作業小屋から暫く、出たり入ったりを繰り返して・・・
のちに照明の傘(カバー)に巣を作り出したのです。
え?
ここに作るの?
ここじゃあ作りずらいだろうと思い、わざわざ止まり木を作ってあげたのですが・・・
その止まり木には止まりません。
気に入らないのか?
後から分かった事ですが、見通せるような場所、外から見えるような場所には作らないのです。
しょうがないなぁ、勝手にしろ!
と言った感じで放っておいたのです。
照明の傘の部分も、シャッターの入り口側でなく、反対側外から見えない場所にに作るのでした。
さて、そのツバメに名前を付けました。
あまりにもツバメにしては小さいので、”すずめ” と言う名を付けたのです。(笑)
ここから、このツバメのすずめにとって一大事業が始まるのです。
巣はひとりで作り始めたのです。
だいたい、巣を作り始めるのはツガイのカップルで共同作業で巣を作るのが普通です。
しかし、すずめちゃんは、ひとりでコツコツ作るのでした。
何回も行ったり来たり、藁のようなもので巣作りします。
ひとりで作り上げたのです。
完成!
そして、このずずめちゃんは、彼女を連れてく来るのです。
彼女は、すずめちゃんより大きなツバメです。
この彼女に見せようと必死の様子です。
品定めするように大きなツバメの彼女は巣の中を覗き込みます。
気に入ったのか?
努力を認めていただいた感じで、それから2羽のツバメはふたりで行動するようになるのです。
よかったね。
ツバメのすずめちゃん。
そして、大きな彼女には ”あひる” と言う名前を付けたのです。
オスとメスの見分け方は、羽をたたんだ時に尾の長さが違います。
オスはメスより、2つの翼の尾が長いです。
本来なら、オスの方が大きく見えるのですが、このカップルは反対でした。^^;
僕は、これより一緒に住んで毎日、観察するようになるのです。
夜は、もちろんシャッターを閉めます。
巣を見張るように鉄格子の上に泊って彼らは夜を過ごします。
朝は早いです。明るくなるころには、シャッターを開けろと言わんばかりに僕の周りをぐるぐる回って、起こすのです。
シャッターを開けてやると飛び出して朝ごはんを食べるのか?暫く戻ってきません。
さて、
話は変わりますが、ツバメの飛行能力には驚くものがあります。
まず、ほぼ直角に曲がれるのです。それもとっさにです。^^;
僕にぶつかりそうになってもすごいスピードでよけるのです。(^^)
さらにホバーします。ヘリコプターのように空中で停止できるのです。
地面すれすれを飛ぶことも出来ます。
ツバメを見ているとどの戦闘飛行機より優れているように見えます。
台風のとき(どしゃぶり)でも、ツバメは外に出ようとします。
シャッターを全開にすると、雨風が吹き込むので致し方なく、シャッターに隙間を開けておそります。始めは大きく開けていたのですが、どのくらい迄大丈夫なのか?なんて意地悪ですよね。やってみたのです。
10cm位に下げてみました。
見事にそこから外に出るのです。
隙間も同じくらいですり抜けます。
ツバメの飛行能力はそれだけではありません。
最大速度は時速200㎞にも及ぶというから驚きです。
平均40㎞~50㎞の速度飛んでいます。
渡り鳥ですから、その飛行距離は2000km~3000kmにも及びます。
なんて優れているのでしょう。
それと、必ず自分の家を覚えています。
どんなに離れたところからでも返って来るのです。
これらの能力には、感心せずにはいられないのでした。
さて、これから・・・
彼らは、子づくりに入ります。
生活のほとんどが子孫繁栄のための仕事です。
これは、きっと人にも言えることでしょう。
今は、会社に行くことが目的なった人間社会の仕事も、その原点は子孫繁栄(生活)のための事なのでしょう。
僕は思います。
ツバメのように自由に飛びたい・・・
今日は、ツバメのすずめちゃんとの出会い話をしました。
また近々続きのお話をしようと思います。
今日のお話は終わります。
読んでいただいて、ありがとうございます。
「 僕はスピカになりたい」
それでは、皆さん… さようなら
・・・しあわせになろうね。 ポチッとな・・・(^^♪
止まり木の反対側に巣を作って💦