最初の畑仕事は土木業?
2020-7/8(水)
タイトル
「最初の畑仕事は土木業?」
ありがとうございます。
・・・愛しています。スピカになりたいアベリーの安部です・・・^^ ♪
このお話は、2012年5月頃のお話です。
農業何処からはじめる?
僕は、田んぼを畑に変える作業から取り組んだのです。
田を畑に変更するには?
そもそも、田んぼは、水を張ってお米を作ります。
水をためてお米をつくります。
田んぼの水吐けは、悪いのです。
泥で作る田んぼ自体が水を貯める役目をしています。
水が浸透していかない状態なのです。
この、田を畑に変えるには、水はけを良くする、水が浸透していくことが必要です。
そこで、暗渠(あんきょ)を掘るのです。
暗渠(あんきょ)って?
わからない人のためにちょっとだけ説明します。
暗渠(あんきょ)の反対に明渠(めいきょ)があります。
先に分かりやすいように明渠(めいきょ)の説明をします。
明渠(めいきょ)とは、見える水道(みずみち)です。
溜まった水を抜くための水道なのです。
目に見える小川のようなものです。
自然の状態では低い方へ水が流れるので、流したい方向を低くして、水を流して外に排出します。
これが明渠(めいきょ)です。
これに対し見えない水道(みずみち)が暗渠(あんきょ)です。
目に見える水道(みずみち)に対して地下水路のように目に見えない水道が暗渠です。
僕は、暗渠と明渠の両方掘って水抜きをしましたが、後からでは出来ない暗渠を先に掘るのでした。
暗渠はトンネルのような地下の水の通り道です。
掘った後に水が通りやすいように、本来なら穴あきのコルゲート菅を入れるのです。
僕は変わりに竹を入れたのでした。
竹の縁を打ち抜いて空洞にして、更に所々に穴をあけてます。
水が竹を通って外に逃げるのです。
そもそも、田んぼは粘り気のある泥です。
この泥の塊になってもイチゴ作りには支障があります。
イチゴは水はけのよい場所を好むのです。
田を畑に変える作業は簡単なようで、実は大変な作業でした。
先に縦方向50mの長さに地下のトンネルのようにする為に掘るため1m以上の深さで水道(みずみち)を掘りました。
そこに山から取ってきた竹を入れるのです。
つないで水道(みずみち)になり、空洞を作るのです。
竹は、山を持っている農家さんを紹介していただきいただきました。
そう、竹やぶに入って、竹を切って畑に入れるのです。
これが僕にとって最初の畑仕事になります。(笑)
山へ入りました。
竹やぶの竹をチェーンソウで切り出します。
広い場所で、竹の節を突き通し筒状にするのです。
表面には、切れ目をいれて、竹に水が入るようにします。
この作業をする頃は、
丁度雨が降っていて、作業は難航するのです。
雨降る中コツコツ作業するのでした。💦
暗渠は縦50mほどの長さで4通り川状に穴を掘りました。
入り口はコの字になるように16mほどの長さで横に掘ります。
掘った穴の1m底は、田んぼの外の小川に水が出るように傾斜を付けながら掘るのです。
この掘る作業も大変です。
始めはスコップをつかって掘っていたのです。
切りがなくてもコツコツやっていました。
みかねた知り合いの農家さんがユンボ(小さいシャベルカー)を持ってきて下さって残りを掘っていただいたのです。
何事もコツコツやっていると見ている人は居て助けてくださいます。
ありがたいことです。
今もそうですが、僕を助けてくださる方は何人かいます。
本当に感謝しています。(^^)
さて、
写真が全部残っていなくて残念ですが、下記は山に竹を取りに行った様子と切り出した竹を運んで掘った底に敷き詰めるのです。
敷き詰め終わったら、掘った状態を元に戻して平らな畑にするのです。
この写真は
山に入った時の様子です。
奥が竹やぶです。
チェーンソウで切り出して広い所に移動して
穴をあけます。
この写真ではわかりにくいですが、ふしも長い棒でつついて取るのです。
筒状に仕上げるのです。
トラックに積んで畑まで運びました。
3往復しました。
この3倍くらいの竹を入れたのです。
掘った穴に竹を並べます。
このように掘った50mの道は、縦に4本、川の字のように掘りました。更に横をコの字で繋ぐように1本15mほど掘って繋ぎます。
最後に土を被せて元に戻します。平らにするのです。
大変な重労働でした。
最後に
田んぼの外を流れる、低い川につないで水を抜くのでした。
なんか農業って土木建築ですよね。(笑)
へとへとになって眠りにつく、そんな生活が始まったのです。
今日のブログはここまでにします。
読んでいただいて、ありがとうございます。
「 僕はスピカになりたい」
それでは、皆さん… さようなら
・・・しあわせになろうね。 ポチッとな・・・(^^♪