ハウス造りは想像だ!(笑)
2020-7/10(金)
タイトル
「ハウス造りは想像だ!(笑)」
です。
ありがとうございます。
・・・愛しています。スピカになりたいアベリーの安部です・・・^^ ♪
今日のお話は、2012年7月頃のお話です。
「芸術は爆発だ!」って言っていた人いましたよね。
そんな感じです。(笑)
ハウスの作り方、マニュアルは無いのです。
想像して、イメージして、計算して^^; ← 苦手です。
作るのです。
さて、
ビニールハウス作るのも大変ですね。
しかし、ビニールハウスがなければ、冬場に出荷できないのです。
最近考えることは・・・
「それでも良いのです!」
です。
市場に左右されない販売方法の確立、この考え方は最近僕が思うことです。
これからの農家さんは、
市場(いちば)に出荷しない・・・。
これからが必要と考えるのです。
ある意味で、価格は自己責任で自分が決めるのです。
だいぶ遠回りして話してしまいましたが、昨日のつづき話しをしますね。
ビニールハウスを作るために、既存のビニールハウスを頂きにいくのです。
そのために建っているハウスの解体と片付けをしたのでした。
ビニールハウスのほとんどが取付金具で組まれています。
田んぼにアーチの足が埋め込まれていて、その足の付け根には、縦方向に走るポールを一緒に土に埋んで、ビニールハウスが飛ばないように固定してあります。
基礎のなる部分ですが、これがないと傘が飛ばされるようにビニールハウスが
「あ~れ~」
って感じで飛んでしまいす。
さて、ビニールハウスの解体は、金具を外す作業から始めます。
更に先に話した基礎の部分、埋め込んである部分を掘って取り除くのです。
またまた土木・・・(笑)
ハウスによっては足の埋め込みをコンクリートで固めている場合がありますが、それは解体するのにつらいですよね。
幸い僕が解体したハウスは埋め込み型なので掘れば、良いのでした。(^^)
解体は体力仕事勝負です。
僕のお手伝いをしてくれるN君と二人で3棟のビニールハウスを解体するのでした。
解体した部材は全て片付けます。
その部材は、もう一度、組み立てるのです。
部材は、全部自分のハウスを組み立てる場所に移動するのでした。
ああ!たいへん・・・
当時解体業者に頼むと業者によっては解体費が100万円くらいかかるそうで、農家さんも、その解体費をタダで済むなら持って行ってくれと言うのです。
工期は、3棟の解体と片づけを入れて1週間くらいでした。^^;
N君も良く働いてくれました。(^^♪
新設で1棟300万円と言われているハウスの部材をタダで手に入れることが出来たのです。満足でした。
さて、この部材はそのままでは使えません。
アーチのパイプを繋げてアーチを高くするのでした。
僕の場合は、トラクターがハウスに入れるようにハウスの天井を高くするのでした。
さびている部分は切り落として繋ぎます。
そのために足つぎをします。
繋ぐにはパイプ径が違うものを足して、”かしめる” のです。
3棟、解体して継ぎはぎするので2棟、建てることになりました。
アーチのポールと金具は、塗装します。
丸いポールに、錆止めの塗装と銀の塗装をするのです。
この塗装にはハケを使いません。
ポールが重いので裏返しするのが大変です。そこで軍手を使いました。(^^)
軍手にに塗料を付けて手で丸を作るようにして、こするのでした。
やりながらやり易いように。体力を使わないように工夫します。
全ての塗装を終えて、
組み立てです。
この組手で一番頭をつかったのは、いかに真っすぐ立てるか?
いかに水平にするのか?です。
僕は、水平器や赤外線の平行器を使うのでした。
一番困ったのは、ハウズ全体を真っすぐ建てる方法です。
これには、三角関数を使うのです。
ああ~あ!?
学生時代にちゃんと勉強しておけば良かったと思うのです。
縦、横直角にするには、斜めの距離を求めるのです。
いやー、こんな処で三角関数を使うと思いもよりませんでした。
勉強しておいてよかったと思うのです。
なんやかんや言ってハウスを作りにかなり苦労と時間がかかりました。
一番、大切なことは想像力です。
今日のお話し、「ハウス造りは想像だ!(笑)」はこれで終わりにします。
読んでいただいて、ありがとうございます。
「 僕はスピカになりたい」
それでは、皆さん… さようなら
・・・しあわせになろうね。 ポチッとな・・・(^^♪