カブトムシは街へ取りに行く
2020-6/14(日)
タイトル
「カブトムシは街へ取りに行く」
ありがとうございます。
・・・愛しています。スピカになりたいアベリーの安部です・・・^^ ♪
カブトムシは街へ取りに行くというタイトルですが、買うということではありません。
最近は高値?で売られていて・・・
1匹いくらでしょう。^^;
それこそ、カブトムシは買うものと思っている子供たちも多いでしょう。
今日は
小学1年生くらいにまたまた、遡ります。
幼少期の頃の記憶は、なぜかよく覚えています。
楽しいことは、忘れてしまって嫌なことを覚えている人は多いでしょう。
僕は反対だから変なのかもしれませんね。
わくわくドキドキそんな事ばかり思い出されて、嫌なことは忘れてしまう。
良い性格なのかもしれません。(笑)
さて、
父は、冬になると雪が降らない静岡県に出稼ぎに来ていたそうです。
そこで知り合った母と結婚して僕が生まれて、そのまま静岡県に移住したそうです。
今日は、その両親につれられて、父に実家に帰った時のお話をします。
僕の父の実家はそれこそ、ド田舎だったのでしょう。
近所が見当たらないほど山の中です。
隣の家は山向こうだよと言われました。^^;
そんなド田舎でカブトムシを取りに行ったのです。
通常はクヌギ木が生えているところに多く住んでいるよ。
と言われていて、確かに大人になってからクヌギ林でカブトムシを取った記憶があります。
しかし、当時は僕は山に入ってもカブトムシを見つけることが出来なかったのです。
父は言いました。
父
「カブトムシ幼虫なら自宅にいるよ。」
僕
「どこにいるの?」
父
牛糞たい肥の中だよ。
僕
「え!」
これにも驚きましたが、父の実家では牛を飼っていて、牛がした糞を貯めて置いて畑にまく堆肥にするのでした。
汚い話、牛のうんこの中にカブトムシの幼虫がいるの・・・
そう思った僕ですが。びっくり
ちょっとシャベルで、すくっただけで、それは大きなカブトムシの幼虫がいるではありませんか・・・
うんこの中のカブトムシの幼虫に、びっくりしたのです。
幼虫はたくさんゲットしたのでした。(^^)
さて、
カブトムシは?って言うと・・・
父
「田舎では、カブトムシをわざわざ山に取りにいかないぞ」
と父が言ったのです。
僕
「どこに行けばカブトムシがとれるの~」
父を困らせた様子でしたが、
父
「明日、カブトムシをたくさん取らしてあげる」
と約束したのでした。
しかし、
「カブトムシを取りたい」
と言って僕を連れて行ったのは街中でした。
父の実家から1時間くらい車で走ったでしょうか?
街のお姉さんのところに泊ったのです。
街のお姉さんは父のお姉さんに当たる人です。
そこは、小さな街中です。
なぜ、ここに・・・
と思わせるほど、普通の商店が立ち並ぶ街中です。
僕は、何故ここに来たのか? 全く分からなかったのです。
夜も更けて僕は眠くなって寝てしまいました。
ふと、気づいたときに父が僕を起こしました。
父
「ちあき、カブトムシをとりにいくぞ・・・」
僕
「え~」ってな感じでした。
眠い目をこすりながら・・・
僕
「どこに行くの?」
と言う僕に対し父は、
父
「すぐそこだよ。」
と言うのです。
まだ暗い中、時間は朝方の4時くらいだったでしょうか?
バケツを持って出かけたのでした。
僕
「え! こんなところにカブトムシが落ちている・・・」
そこは、街中の外灯の下です。
勿論、街中ですから、下はコンクリートです。
大きいカブトムシが3匹ほどとクワガタが落ちていました。
そう、外灯の明かりに誘われてカブトムシが飛んできたのでしょう。
その外灯の下に落ちているのです。(笑)
びっくり、次の外灯まで歩いては拾い。
また次の外灯下に行ってはまた拾い。
カブトムシ取りではなくて、カブトムシ拾いだったのです。(笑)
いや~はや・・・バケツいっぱいカブトムシを取ったのです。
カブトムシを取りに行くって、街中にいくことだったの~
と思わせるほど、田舎にあこがれを抱く僕でした。
当時は農薬もなく農家はそれこそ、大量生産・大量出荷など出来なかったのかもしれません。
しかし、そこには大きな自然がありました。
僕が農業にあこがれを抱いたのも、この頃の記憶があるからでしょう。
今日のお話はこれ迄にします。
次回は、田んぼが輝くほどのホタルのお話をします。
読んでいただいて、ありがとうございます。
「 僕はスピカになりたい」
それでは、皆さん… さようなら
・・・しあわせになろうね。 ポチッとな・・・(^^♪