挽回 恋愛その3

2020-6/3(水)

 

タイトル

「挽回 恋愛その3」

僕は愛されていた

 

ありがとうございます。

・・・愛しています。スピカになりたいアベリーの安部です・・・^^♪

 

このお話は、恋愛話しであると共に

当時は、気づかなかった人生を綴る愛の話しでもあります。

愛は、形になくて、見えなくて、なかなか気付きません。

それを気付くようになると人生は大きく変わります。

 

さて、

手紙を頂いてからの話になります。

頂いた手紙を読んでから僕は思いました。

何も形にこだわらなくていい・・・

「付き合ってください」

○美さん

「はい」とはならなくて、

僕は彼女には振られましたが、

ここから、吹っ切れたのでしょう。

何も付き合っているという認識がなくても、平常心でいこう。

〇美さんが「気になっていました」と言ってくださったのは良い事でしょう。

そう思えて、形にこだわらないで行こう。

そう思い始めてたのです。

そう思い始めたら

自分が少しずつ変わり始めたのです。

そして周りも少しずつ変わり始めたのです。

さえない自分からの脱却をし始めたのです。

そして、いつしか自分が、周りが、そんな自分を変えてくれたのです。

 

さて、

母は、僕がふられた事を知ってかしらずか、わかりませんが・・・

僕に学ランをプレゼントしてくださったのです。

びっくり。

その学ランは、玉虫色です。

黒でなくて少し緑ががかっていて、太陽の光に当たるとキラキラ輝くのです。

おっと。

あまり大きな声で言えませんが・・・

学生服の裏地の背には、金色の龍が刺繍してあったのです。

隠していましたが・・・

不良か?(笑)

なぜ、この学ランを母が僕にくれたのか?

知る由もありません。

でも、何か察していたのでしょう。

そして、

これらのことは、

ふられた後の自分を大きく変えたのです。

 

恋愛は後を引かずに

マイペース、それで良いのです。

手紙を頂いてからも変わることなくいられて、

僕と〇美さんは、親しく話をするのでした。

ある時、彼女は僕に言いました。

○美さん

「ちあき」

って呼び捨てで呼んでいい?

「ちあき」は僕の名前です。

女の子みたいな名前ですが「ちあき」と言います。

○美さん

「私の名前も呼び捨てでいいよ」

そんな風に呼び合える仲になったのです。

自分の名前は女の子みたいで嫌だと、ずっと思っていたのですが、異性に言われると違和感がないものですね。

それからしばらくして、2人の会話を聞いていた周りの女の子も、僕の事を「ちあき~」って呼び捨てで呼ぶようになりました。

 

龍の学ラン(笑)

この制服を着て学校に行くようになって「ちあき〜」って呼ばれてから

なぜか?

もてるようになったのです。

自慢なってしまいますね。^^;

 

僕の心は龍のように羽ばたいたのです。

 

周りは言います。

「おまえら、つきあってんの?」

僕は、

「ふられたから、付き合っていないよ・・・」

それでよかったのです。

 

さて、恋愛シリーズもこれで終わりです。

閉めくくりとして

青春の最後を語る詩を書きました。

 

この歌はこれから卒業する、卒業生に送る歌でもあります。

 

‪「卒業 -放課後デート- 」‬

‪作曲 : 磯中ゆうき‬

‪作詞 : アベリー(安部智昭)‬

‪歌  : 磯中ゆうき @yukiisonaka ‬


‪〈YouTube〉‬

https://youtu.be/QDNS26RTyOo

 

 

青春の1ページです。

 

それから、僕が高校卒業と同時に母は他界して帰らぬ人になりました。

死の間際に編んでいたと言って、父から1枚のセーターを頂きました。

当時、僕は19歳の事です。

僕は愛されていた・・・

今になって気づくのでした。

 

読んでいただいて、ありがとうございます。

「 僕はスピカになりたい」

それでは、皆さん… さようなら

 

・・・しあわせになろうね ポチッとな・・・(^^♪

 

 

 

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